更新日：2025年02月15日

2月後半から3月にかけて鳴る宇宙のアラームは、2月28日の新月と、3月14日の満月です。2月28日の新月では魚座で太陽と月が重なります。そして3月14日の満月では、魚座の太陽と乙女座の月が向き合っての満月です。いずれも魚座と乙女座で織りなすシーズンということです。

さて今年の1月より、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが移動していて、魚座にドラゴンヘッド、乙女座にドラゴンテイルとなっています。こうしたことから、2月後半から3月前半は、魚座と乙女座が醸し出すムードが高く、それはいわば、癒しのムードでもあります。両者とも癒しに関わる星座であるからです。また火星はこの時期ずっと蟹座にあり、情緒が行動のエネルギーになる時なので、全般的に『気持ちが大事』なハーティな時期です。そしてまた、とても情緒的（感情的）になりやすい時期とも言えます。そもそも魚座も乙女座もそして蟹座も、皆んな女性性をシンボルする星座です。そんなことからも、『物事がきちんと整理されるよりも、気持ちが大事！』という風潮が強くなるでしょう。

一方で、金星はこの時期、牡羊座を運航中ですから、ここにも情熱のような“気持ちの温度”が存在し、好きとか嫌いといった感情で物事を選びとりやすい時です。もっと言うなら『勝ち取る』といったことにエネルギーが傾きやすい背景を作るはずです。こうしたことから、物事への見方はとても主観的…という特性が強く出てきそうです。客観的ではない…という事です。このことは、社会においても個人の人間関係においても、色濃く出やすいものです。なので素敵に盛り上がる人間関係と、ひどくいがみ合う人間関係と、両極端に出やすいかもしれません。

また2月から順行となっている天王星の作用からすれば、人々の間で、勝って喜ぶ人たちと負けて悔しがる人たち双方がクローズアップされることになりそうです。つまり、平和な中庸の感覚が薄い時…という事です。がしかし、天王星は世界の経済面にも大きな影響を及ぼすことから、良くも悪くもドラマチックな経済面を見せてくれるでしょう。ある人々にとっては感激するほど嬉しく、ある人々にとってはどん底の気分になる、ということでもあります。そしてこの時期に限って言えば、情熱組の方が、クール組より軍配が上がることになりそうです。

関連記事