更新日：2025年05月15日

5月後半から6月にかけて鳴る宇宙のアラームは、5月27日の新月と、6月11日の満月です。いずれも太陽は双子座で、満月では双子座の太陽と射手座の月が向き合う満月です。

4月からの海王星によるカオスが少し一段落して迎えるシーズンですが、双子座の太陽でナビされる5月の下旬からは、一層新たな希望が湧いてきそうです。いささか夢を見すぎる感じもありますが、カオスからすると、人々の心も和らいでいくのではないでしょうか。とはいえ依然として大きな課題は残されている…という背景も存在しています。

ところで現在木星は双子座にありますが、6月10日から蟹座へと木星が移行していきます。このことから、5月下旬からの盛り上がりは、満月タイミングを機に、また次の流れへと様相を変化させていくでしょう。

全体的に、軽やかな風を思わせる喜び感も味わえる時期ですが、これはあくまでも表面的なものかもしれません。というのも、双子座の太陽は今年のドラゴンヘッド＆テイルのライン（魚座と乙女座）に対して、T字スクエアというアスペクトを持つせいで、これは、潜在的に抱えてきた問題からの呪縛が鮮明になることを示すからです。なので、日常レベルではそこそこ楽しげな体験がいくつかあっても、根本的には「いずれなんとかしなくちゃいけない問題」を意識させられることになるでしょう。すぐには解決できないかもしれなくても、逃れるわけにはいかないこと…といったことです。

しかし6月の満月を過ぎてからは、抱える課題に対して別のところから解決策が見えてくるかもしれません。世界においても個人においても同様のことですから、これを機に自分の身の回りについて、今後への展望を新たに見直していくのが良さそうです。

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