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満月で読む天空模様☆2023年8月分

満月で読む天空模様☆2023年8月分

更新日:2023年08月15日
8月後半から9月前半にかけて鳴る宇宙のアラームは、8月16日の新月と8月31日の満月です。新月では獅子座で太陽と月が重なり、満月では乙女座の太陽と魚座の月が向き合っての満月です。8月16日の獅子座の新月では、自分自身がクローズアップされる事でしょう。主人公としての自分…といった感じです。獅子座というのは自己完結の世界観であるからです。

そして8月23日の夕方からは太陽が乙女座へと進行して、雰囲気がガラリと変わっていくことになるようです。自己完結の獅子座の世界から、誰かの役に立つことが最善となる乙女座の世界へと変わっていくからです。この新月から満月への変遷は振り幅が大きいので、ある意味ドラマチックでしょう。また太陽が乙女座へと移行するタイミングと同じくらいのタイミングで、水星の逆行も始まります。ヒーローだった輝く孤高の世界から、急に足止めが入る感覚かもしれませんね。あるいは、夢を追って輝いていた気持ちが、不意に忙しない現実に戻される感覚かもしれません。いずれにせよ、逆行の水星も乙女座ですから、目の前の仕事で言えば、アイデアに沿ってのびやかに進めてきたところで急に地味な検証が必要になるような、日常に沿った現実的なことと向き合うことになるはずです。

とはいえ満月では、月は魚座にあって、そこは癒しの世界ですから、目の前の現実組と夢を追いかける癒し組とが、緊張感をもたらしてくるような満月です。誰かの役に立つ存在でないといけない感覚は、乙女座らしい感覚ですが、それは同時に癒しを求める…という事で、それが満月であらわされていることになります。

ところで、この水星逆行が始まると月末には天王星も逆行となり、9月に入ると木星も逆行になっていきますので、この時期は逆行する天体が多いシーズンです。10この天体のうち(途中入れ替わりはありますが)6つもの天体が逆行なのです。天体が逆行する時、それは別に悪い意味合いのものではないのですが、全般的に、物事が素直に表現されない質感をもたらすものです。コミュニケーションを司る水星の逆行がコミュニケーションを混乱させるように、拡大をもたらす木星の逆行はそれをわかりにくくさせますし、何かとフェイントが起こりやすい時期と言えるでしょう。こうしたことから、予定や予想が少しずつズレてくる…ということにもなりやすいでしょう。

こうした満月のエネルギーや逆行天体たちの影響は全てにわたって効くものですが、今期は太陽のポジションからしても、乙女座さんには顕著に現われそうです。予想や予定が狂っても、あまり慌てないようにしたいものです。

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